丹波篠山市で不動産鑑定業、
宅地建物取引業を営業中。
「いそや不動産鑑定所」代表の
井本季伸(としのぶ)です。
著者は、現在は「第3次人工知能ブーム」
とし、現在の人工知能は誤認識が多く、
人間に置き換わるにはまだまだ未熟
なものであるとしています。
人工知能の欠点として、数字や言葉などに
表現できないものを人間の様に読み取る力
(具現化する力)は全くない点を挙げてい
ます。
従って、人工知能の基礎を作る「データの
質と量」が必要で、日本はこの点で大きく
乗り遅れているようです。
例として、スマートスピーカーが挙げられ
ます。
スマートスピーカーは便利なAIで、PCも
不要になったと考えがちですが、スピーカー
から膨大な音声データ(ビッグデータ)を
収集されています。
しかも、海外の製品だと全てデータは流出し
国内には何も残らないという事です。
PCでのパスワード入力で文字認識(歪んだ
ひらがなの入力)にでくわす事がありますが、
PC上のセキュリティーだけでなく、歪んだ
文字を人間はどの様に、どの程度認識するか
のデータ(ビッグデータ)を収集している
との事です。
自動運転の標識等の認識に利用できる様です。
このデータも多くが海外に流出しています。
便利に利用している様で、実際は利用され
ているという現実を知っておく必要がある
様です。
今後、20年~30年後にはどのような
世界が待っているのでしょうか?
本日のつぶやきでした。