おはようございます。
丹波篠山市で不動産鑑定業、
宅地建物取引業を営業中。
「いそや不動産鑑定所」代表の
井本季伸(としのぶ)です。
筆者は、儲けの構造が読めると、
経営がわかるとしています。
即ち、財務諸表である貸借対照表(BS)
と損益計算書(PL)をざっくり読み解く
ことが大切であると。
この本では、電気、IT、自動車、
小売業、製薬業、住宅・インフラ業など
各産業を代表する企業のBSとPLを
例示し、わかりやすく解説されています。
私が関係する不動産業(丹波篠山市で開業中)
では、所有する不動産が販売用であれば
「棚卸資産」、賃貸用であれば「有形固定資産」
としてBSに計上されます。
多くの保険会社は、金融会社であり不動産
会社(賃貸業)であること・・・
コンビニの勝ち組と経営戦略、
アマゾンと楽天では経営方針が大きく
異なること・・・
製薬業では長期にわたり高収益であった
ことから異業種(食品、化学、繊維
化粧品、機械)からの参入が相次ぎ
競争の激しい業界になっていることや
裏事情・・・
などなど、一般的な解説ではなく現存
する企業について現状や長期的な戦略が
説明されており、理解しやすい内容でした。
経営の入門書として「儲かる会社の財務諸表」
をお勧めします。
以上、本日のつぶやきでした。