こんばんは。
丹波篠山市で不動産鑑定業、
宅地建物取引業を営業中。
「いそや不動産鑑定所」代表の
井本季伸(としのぶ)です。
10年ほど前の著書ですが気になっていたので
読んでみました。
価格競争という言葉は以前からありますが
主にデジタル、IT関連の商品は<無料>
との競争が待ち受けておりいかに<無料>から
お金儲けをするかについて記述されています。
現在は、インターネット、グーグルマップ
YouTube、メール等の多くが<無料>か極めて
廉価で利用することができるようになりました。
グーグルやファイスブック等の運営会社は
サービス自体は<無料>でも広告収入で
膨大な利益を上げています。
また、上記無料版以外に有料版があり、95%の
人たちは無料版を利用しているものの、残りの
5%の有料版を利用する人たちからもたらされる
収入も膨大なものです。
これは今に始まったものではなく
考えてみればラジオやテレビは事実上
無料で利用することができスポンサー
による広告収入で成り立っておりシステム自体は
IT企業と類似しています。
<無料>の恩恵は古くから気付かないうちに
受け取っていのです。
今後は加速度的に<無料>が広がり、<無料>
からお金を生み出す新システムが開発される
のではないでしょうか。
特に、IT、デジタル関連の様にアイデアから
作られるものは物質から作られるもの(車、住宅等)
より速く安くなる(ムーアの原則)とのこと。
我々、士業は<無料>に置き換えられない
スキルやアドバイスを提供できることが
いよいよ大切と再確認しました。
本日のつぶやきでした。