不動産とは？

私は、不動産鑑定業と宅建業（いわゆる不動産屋さん）を兼業しておりますが

いずれも「不動産」を扱います。

では、不動産とは何でしょうか。

扱う不動産は、「土地とその定着物」を言います。

即ち、土地（宅地、雑種地、山林、農地）や建物のほか外観からは判断が困難な

土地建物に関連する諸権利（借地権、地上権など）も含みます。

（正確には立木も定着物に該当しますが、通常評価や売買の対象としないため除外します。）

また、不動産の所在や所有者などの概要は法務局で登記簿（謄本）を取得すると把握できます。

登記簿は所有者でなくても諸経費を支払えば、取得することができます。

個人情報が厳しく問われる中、大丈夫かと思われる方も多いと思いますが

不動産取引の円滑化や所有権の明示・対抗などに重きを置いた結果の制度だと

私は理解しています。

では、どの様な不動産が登記の対象となるのでしょうか？

特に、建物は登記対象となる要件が定められています。

続きは、次回に記載させて頂きます。